『「I Love You」のある世界』

作詞・作曲:鷲崎 健 編曲・杉浦"ラフィン"誠一郎


 
答えなんてない そんなもんあるわけない

足りんもんもいらんもんも全部 意味があるのです

鳥んなってこの空を自由に泳いでも

きっと大気圏すらも窮屈に思えてくんだろう Chenge My Life

 

分かりきった問いに大げさな間を作って

なんかテーターがTVで張り切ってるよ

Bob Dylanが言う「一体どんな感じだい?」

伽藍のような静寂に今夜も落ちてくのです

 

他人みたいな顔をして僕は 僕を見ていた

笑いながら震えていたあの日 君に会ったよ

 

暗い世界の真ん中で終わりを待ってた

不安がって奪い合った日々を許してあげよう

君に出会った偶然が奇跡になってく

笑いあって見つめ合って君が好きになってく

 

昨日の君を脳内で何度繰り返す

何気ない仕草全部忘れずにとっておくよ

共に歩いてこう どんなみじめな時も

ありったけのくそったれの夜は昨日になってく

 

自分自身を演じてた頃の 僕はもういないよ

はずんだ声ではしゃいでる君を 好きになってく

 

I Love You I Love You のある世界へ

 

 

時間盗んだ泥棒が看守に言ったよ

腐ったパンが無くなってそれに気づいた奴ぁいないぜ

僕に変わって年老いた看守は言うだろう

忘れたって汚れたってそれは自分のものです

 

夜の公園のベンチ缶ビール買ってこう

あの丸いジャングルジムみたいなヤツ回して遊ぼうよ

ブランコこいで満天の空を見上げよう

靴を飛ばしてケンケンで二人拾いに行く

 

心の中を半分殺して 一人生きて来た

君を知らない僕がいたなんて 嘘みたいだよ

 

タイムマシンで少しだけ昔に行ったよ

君と会う前の僕にどうしても会いたくてさ

キョトンとしてる僕に未来人は告げるよ

いつかきっと 君はきっと 奇跡に落ちていく

 

ほんのささいな言葉で世界は変わるよ

ほんのささいな会話で僕は救われてるよ

ビビったり悩んだりしながら生きていこう

少しずつ 一つずつ 君を好きになってく

 

地面を向いて歩いてた頃の 僕はもういないよ

桜梅桃李咲く花は今日も 僕を待ってる

  

I Love You I Love You のある世界へ

 

 

その昔サンタなんていないと聞いた時

「なんでそんな回りくどい嘘を続けてたんだろう?」って

今んなって時間たって少しわかるよ

きっとみんな信じてんだ本当はいつか来んのを

 

答えなんてない そんなもんあるわけない

足りんもんもいらんもんも等しく 意味があったのです

バイバイきっと 二度と戻ることはないだろう

何も無かった世界から僕は

 

I Love You I Love You のある世界へ

 


A・Guiter:玉川雄一
E・Guiter:玉川雄一
Bass:笠原直樹
Drums:内田稔
 
インデックスへ。