オリジナル曲《ボールペンの唄》

作詞:ボールペン工場入社社員一同(適当) 作曲:鷲崎 健



退屈なだけの工場 朝から抜け出して
着替えもしないでそのままいつもの通りを行く
砂消し&替え芯たんと 買い込んで
キンコーズの副店長気取って
暗い 店んなか一人 陽が暮れるまで

いつもボールペンの唄 口ずさんでいた
工場の社歌 うたって街をぶらついてた

退屈なだけの工場 朝から抜け出して
暗い部屋んなか一人キャップ付け替える
指で外して 口でペン先なめて
発注分のボールペン全部 組み立ててたんだ 納期守るため

いつもボールペンの唄 口ずさんでいた
工場の社歌 うたって街をぶらついてた

きっと君は知らないだろう 替え芯の替え方
Ah 君は聞かないだろう アルバイトの捨て台詞
きっと君は笑うだろう 単純作業だって
Ah だけど届けたい このボールペン

退屈なだけの取引 今夜抜け出して
キンコーズの店内コッソリ 忍び込む
高いビルの上 オフィスデポの方向いて
カラーコピーから流れるインクに合わせて 今
弁償しなくちゃ

いつもボールペンの唄 口ずさんでいた
工場の社歌 うたって街をぶらついてた

きっと君は知らないだろう 流行らないニューカラー
Ah 君は聞かないだろう 色褪せた このカーキ
きっと君は笑うだろう ウンコの色だって
Ah だけど届けたい このカーキ

ふつうに書いていても 駅もれしちゃう油性のペン
納品日を守るため インクを薄めたこの水性ペン
問屋、敵にしても 入荷をやめない食べれるペン
クレームつけられても 返品きかない我が社のペン


 
『オリジナル曲』
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